"天野喜孝展マニエラ"が開催! 天野ワールドが上野の森美術館に

マニエラ

都内の上野の森美術館で、"天野喜孝展 マニエラ"が本日5月3日よりスタートした。天野喜孝氏は幅広い分野で活躍するイラストレーターで、『ファイナルファンタジー』シリーズなどのゲーム作品にも深く関わっている人物だ。展覧会では、過去の名作から最新作まで、日本未公開作品を含む約100点が展示。同氏が産み出す独特の世界を味わいつくすことができるのだ。
天野喜孝展 マニエラ 開催概要
期間:5月3日〜5月10日
時間:午前10時〜午後6時(入場は閉館30分まえまで)
場所:上野の森美術館
入場料:一般1300円(前売券1000円)、学生<高校生以上>1000円(前売券800円)、小学生・中学生700円(前売券500円)
期間短い!しかもなにげに高い!!!(泣)
■1998年の個展「THINK LIKE AMANO」(上野の森美術館)に出品されて以来公開されていなかった3m×16mの巨大原画<New York Nights>を展示。
■1999年の第二回ニューヨーク個展「HERO」展展示作品の一部を日本初公開!
■天野ワールドを代表する<ファイナルファンタジー>の華麗な作品世界を、セイコーエプソン(株)の最新デジタル技術【ピエゾグラフ】にて再現。
http://www.so-net.ne.jp/amano/event/
特設HPは↑

ーー今回の個展開催のきっかけ
天野は個展があると大作を描くのですが、サイズが10m以上なので倉庫に入れっぱなしの作品があって、なかなか皆さんにお見せする機会がないんですよ。
上野の森美術館なら公開できるので、それが1つのきっかけですね。
ーー個展のコンセプトは?
今回は日本では7年ぶりの個展となるのでその集大成になると思います。最近の海外での個展は天野自身がコンセプトを決めて、新たに作品を描く場合が多いのですが、今回は「天野喜孝」に焦点を当てて、幅広いジャンルの作品を100点以上展示します。
今回の個展用に描いた日本初公開の作品ももちろんあります。
アートというと難しいイメージがまだあるのかもしれませんが、今回の個展はもっと大人から子供まで分かりやく、アートを楽しんでもらえる個展を目指しています。
「理屈じゃなくて見た目で感じて楽しんでもらいたい」と天野自身も言っています。
展示内容は、ほんとに幅広いです。日本人である天野喜孝が、世界中で描いた作品が集まって日本で公開するということが、ある意味、雑多な今の日本の象徴にも感じたりしますね。
ーー見所を教えてもらえますか?
1階は大作が展示されます。1998年の「THINK LIKE AMANO」(上野の森美術館)に 出品されて以来、公開がなかった幅16mの「New York Night I」に加え、ニューヨークでしか公開していない「HERO展」の12mの作品を日本初公開します。
2階の展示はコラボレートがテーマで、映画、ゲーム、舞台、装丁など、様々な作品を展示します。
天野の活動は、ジャンルが多岐に渡るので「あっ、これも天野喜孝なの?」と言われることが多いのです。舞台とかゲームとか、人によって興味のある部分が違うと思いますが、好きな作品をきっかけに、新たな天野喜孝の世界を見てもらえたらと思ってます。
きっと皆さんに喜んでもらえると思うのは「ファイナルファンタジー11」の世界の11m×5.7mという巨大なジオラマ展示でしょうか。ファイナルファンタジーの絵の世界に中に入っていくような感覚で、等身大のアートを楽しんでもらえると思います。
このAmanosWorldで連載していた「Fantascope」も動画となって見ることができます。実は天野自身が描いた絵がそのまま動画になるというのは、初めてで今回は特別先行公開なので、ぜひ会場で見てもらいたいです。
他にも遊び心溢れる展示をたくさん用意してますのでお楽しみに。
今回はゴールデンウィークの開催ということもありますので、大人から子供まで、誰もが「楽しい」と感じてもらえるような個展を目指してますので、ぜひ遊びにきてください。
10までって、ほとんど今日までじゃん!!
残念…。イケズ。。